アフリカ/アメリカを経て 2022.11.11 2020.12.18 アフリカ/アメリカを経て 私は幼少期にアメリカに住んでいたことがあり、小さいころから英語をある程度話すことができました。そのため英語というものは特別なものではなく、自分の中に自然とあるものでした。大学院を出た後も英語とは無縁の会社に就き、日々業務をしていましたが、社会人になってから少しづつ、自分の英語力というものを試したいという気持ちが出てきました。そこで転職を決意し、英語を使用する仕事へと移り、実際に英語を日常的に業務で使用するようになりました。その後、JICAの青年海外協力隊に短期ボランティアとして参加する機会があり、アフリカのマラウイという国に赴任。短い時間ではありましたが、世界の最貧国で過ごすという、非常に貴重な経験をしました。 帰国後には今度は仕事でアメリカ、カリフォルニアに行くことになり、自分の英語力を本場で試すいい機会となりました。 その後も日本で英語を使いながら仕事を続けるうちに、今度は少し違った想いを抱くようになりました。それは、自分で英語を使って働くのではなく、自分のように英語を使って仕事をしたいという人に、活躍の場を提供するような仕事ができないか、ということ。実際、自分が英語を多少なり使えるといっても、その英語を活かす仕事、というのを探すのは簡単ではありませんでした。ただ、自分自身がそうでしたが、英語を使って仕事がしたい、とは思っても、では英語を使って何の仕事をするか、ということは転職先を探す際は全然考えられなかったです。なので、英語を使ったこんな仕事がありますよ、と言われてもピンとくることはなく、そんな人は実はいっぱいいるのではないか、と思うようになりました。この会社は、そういう気持ちを持った人の手助けになりたいと思っています。アフリカでも現地語以外は英語、アメリカでは当然、常に英語でした。言語というのはコミュニケーションをとるうえでとても重要なもので、仕事にせよ遊びにせよ、その言語をどう使うか、どう活かすかはその人次第です。自分がやりたい仕事、やりたいこと、それを今すぐに決める必要はありません。少しづつ、色々な可能性を試しつつ、前に進んでいければいいと、私は思います。シングルポイントジャパン合同会社代表社員 曽我祐二